点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

とある外資系コンサルティングファームで働いているアラサーのつぶやきです

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

恋愛や婚活にも使えるマーケティング手法「STP分析」

マーケティング用語にSTP分析という言葉がある。 マーケティングの大家であるフィリップ・コトラーの提唱した理論で、業種業界会社規模問わずに利用できる考え方で、ビジネスだけでなく私生活を戦略的に生き抜くためにも活用できる優れたフレームワークであ…

論語から読み解くリーダーシップに必要な要素:論語に学ぶその2

自身の学びの意味も合わせて、実践的な教えである論語をビジネスに活かす方法を取りまとめており、今回は第2弾としてリーダーシップのあり方を考えてみた。 なお前回の投稿はこちら。 lightingup.hatenablog.com 論語に「民は之を由らしむべし。之を知らしむ…

コンサル男子は料理が好き!?美味しい焼きそばの作り方

土日のお昼は焼きそばを作ることが多い。理由は単純で、簡単に作れるさら。 そしてせっかく作るのであれば、美味しく作りたいと思い試行錯誤を繰り返し、かなり美味しい焼きそばを作れるようになった。 なので今回は、焼きそばを100回以上作っている身として…

雑巾掛けのできる掃除ロボットブラーバをオススメする理由

ルンバで有名な iRobot が掃除機ではなく拭き掃除ロボットシリーズ「ブラーバ」の最新モデルを発表し、本日から販売開始とのこと。 www.irobot-jp.com 私は去年の夏頃にお掃除ロボットを欲しくなり複数製品比較検討したのだが、結果としてお掃除ロボットでは…

外資コンサル流タスク管理は「完了基準」を考える

次のプロジェクトの実行計画・スケジュール・タスク作成を今行っているのだが、それに関連して失敗しない計画作りの勘所をお伝えしようと思う。 プロジェクト管理ツール WBS コンサルティング業界や、またはSIerさんなどのプロジェクト単位で働く企業では、W…

アラサーですがいまだにセカイ系が好きです

新海誠の天気の子が公開された。たぶん、近々見に行くと思う(ので本投稿は天気の子のネタバレ無しです)。 ただ、ネットで評判を見てみると、つまらないという意見もちらほら。 でも数字だけならば、出足は君の名よりも順調のようだ。 初日3日間で『君の名…

主体的に生きるということ:「7つの習慣」と「夜と霧」と「東洋思想」

読書の面白さの1つに、様々な書籍を読んでいると、時代や洋の東西、ジャンルが違っていたとしても、共通した考えや意見・主張を見つけられることが挙げられる。そういったものは「普遍的な教え」である可能性が高いとともに、一方でそれれはそれぞれ異なった…

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)の勘所と活用方法

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)というビジネスフレームワークをご存知だろうか。 ボストンコンサルティングが提唱しGEが活用したことで非常に有名になったフレームワークなので、名前を聞いたことがある、またはどういうものなのか知って…

世代間の一票の格差は最大3.7倍!若者よ、選挙に行こう!

日曜日は参議院選挙の投票日である。 みなに等しく付与される投票券だが、人口と投票率の違いにより、20代と60代とでは、3倍も票の重みに格差があるのはご存知だろうか。 3倍の差。これは選挙においては壊滅的な差をもたらす。シンプルに言えば、20代と60代…

素して行い自らを得る:論語に学ぶその1

論語が好きな身として、前々から論語をテーマにしたブログを書きたいと思っていた。 新一万円札の顔になる渋沢栄一を引き合いに出すまでもないかもしれないが、論語を愛読する人は政治の世界でも経済の世界でも多く、またリーダー研修でも題材として使われも…

セミナー/研修講師の心得とテクニック

職業柄人前で話をしたり会議のファシリテートをすることが多いのだが、それだけでなく、キャラも関係しているかもしれないが、私は社内外に対しセミナー/研修講師やワークショップ主催者として駆り出されて何かを伝えたり教えることがよくある。 経験値とし…

最新の SaaS(Software as a Service)事情

NewsPicで面白い記事を見つけた。(Sponsored記事のため最後は求人広告やイベントに繋がるので、その点悪しからず) 「最新SaaS事情」と題され、インターネット経由で提供されるサービスであるSaaSをクライアントリレーションの文脈で「嘘のない、最高のビジ…

祇園祭に、京フレンチ

完全にただの食レポです(レポとも言えない、ただの感想・・・)。 三連休利用してコンチキチンを聞きに京都の祇園祭に。 (あまり良い写真撮れなかった) ディナーは川床で風情を味わいたいと思いつつも雨がリスキーなので辞めておいて、せっかくなので美味…

書評:「Insight ー いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」が教えてくれたこと

巻末付録まで含めると500ページを超える大作「Insight ー いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」を読み終えたので感想を。 帯に書かれているキャッチコピーは、 『成功と失敗を左右する、最も重要なのに最も見逃されている要素、…

生活の安定のための最低賃金アップの議論は明らかに論点が間違っている。論じるべきことは、いかに生産性を上げるかだ

興味深く、かつ鋭いコラムがあった。 首都圏青年ユニオンの事務局次長として労働問題に取り組んでいる方の記事だ。なおこのコラムの著者は1995年生まれらしい。素晴らしい若者だ。 4割超の人が最低賃金水準で働く現実。最賃はもはや家計補助賃金ではない hbo…

メールにおける FYI (For Your Information) の使い方に物申す

転送されてきたメールを開くと「FYI」とだけ書かれていることがある。 この FYI という単語。For Your Information の略で「ご参考までに」という意味である。 英語の略称なので、外資系企業やグローバルにビジネスを展開している企業であれば日常的にメール…

採用面接で面接官は何を見ているのか(3)過去・現在・未来の一貫性

夏休みが近づき、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考も本格化してきたであろう。 私の所属するコンサルティングファームでは、コンサルタント・シニアコンサルタントが10〜15分程度の1次面接の面接官を担当し、私もこれまで何…

採用面接で面接官は何を見ているのか(2)定量情報に興味はない。結果ではなくプロセスを語れ

夏休みが近づき、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考も本格化してきたであろう。 私の所属するコンサルティングファームでは、コンサルタント・シニアコンサルタントが10〜15分程度の1次面接の面接官を担当し、私もこれまで何…

相手が「聞きたい」と思っていることを話すための方法

一昨日に、採用面接を題材に「ビジネスのコミュニケーションにおいては、自分が話したいことではなくて、相手が知りたいことを話すのが大事」と書いたのだが、 lightingup.hatenablog.com そうしたところ「相手が知りたいことを話せる人は稀有な存在」という…

採用面接で面接官は何を見ているのか(1)コミュニケーション力とは?

多少のズレはあると思うが、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考が始まったのではないだろうか。(ちなみに一番若い大学3年生は1998年生まれ!信じられない!) 私は新卒コンサルではないので各社の新卒採用フローをよく知らな…

コンサルティングファームも事業会社

今日はちょっとした小話を。 よくコンサルティングファームではない会社を、実業を行っていないコンサルと対比して事業会社と呼ぶ。 しかし私は最近「事業会社」という言葉をあまり使わなくなった。 そのきっかけとなったのは、とある社内での飲み会だ。私の…

表現方法をもっと磨きたい ~ 他の方々のブログを通じて

昨日ブログを開設して2ヵ月たった感想を書いたが、少しその補足を。 lightingup.hatenablog.com インプットする力、思考する力、アウトプットする力がそれぞれ向上したと書いたが、正直「アウトプットする力」自体はそれほど変わっていないと認識している。 …

ブログを開設してから少し賢くなったと思う:意図的戦略と創発的戦略

このブログは令和が始まった日に開設した。 ブログを書き始めてからちょうど2ヶ月経ったわけだが、1つ大きな変化が現れている。 最近、以前と比べて賢さレベルが上がっている気がする。 どういうことか、コンサルらしくインプットする力、思考する力、アウト…