コンサルティングファームも事業会社
今日はちょっとした小話を。
よくコンサルティングファームではない会社を、実業を行っていないコンサルと対比して事業会社と呼ぶ。
しかし私は最近「事業会社」という言葉をあまり使わなくなった。
そのきっかけとなったのは、とある社内での飲み会だ。
私の所属するファームのパートナー(割と偉い方のパートナーさん)と話していた時に、月並みな質問だったがそのパートナーに「これまで事業会社に移りたいと思ったことってなかったのですか?」と聞いてみた。
※コンサルティングファームでパートナーとはファームの共同経営者を指す。端的に言えば会社の経営者のことだ
すると、ちょっと予想外の答えが。曰く、
「フィールドを変えるなら、産学官の規模感で考えないと意味なくない?政治家になるとか、大学教授になるとか。コンサルは学のフリをしているけど、事業を営んでいるわけだし、いわゆる事業会社に移ったってやることは同じでしょ」とのこと。
これまで、「コンサルも事業会社の1つ」という論調を聞くことはままあったけれども、それを産学官のスケールで語る人は初めてでした。
うーん、そういう大所高所から物事を見れる人になりたいものだ。
ではでは。