点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

とある外資系コンサルティングファームで働いているアラサーのつぶやきです

コラム「ベンチャー転職1年目の教科書」を読んで。ベンチャー希望者は必読です

ここまで見事なベンチャー論はいままで読んだことなかったので思わず Share します。

僕も新卒就活の時に利用していたベンチャーに特化した求人媒体 Slogan が贈る、ベンチャー転職者に向けたエールです。

新卒・中途問わずベンチャー企業に興味のある方は必読です。

 

career.goodfind.jp

 

記事の中では10個の項目が挙げられています。

いずれも納得の、そしてとても大事な観点だと強く同意します。

 

1.信頼とは貯金だ。信頼残高を獲得する

2.素直さとコーチャビリティを武装する

3.当事者意識と金銭感覚

4.環境のせいにしない。ただ理性を失ってはいけない

5.まずはGiveしよう。Can→Must→Willの順番で仕事をする

6.仕事の粒度になれる。課題→目標→施策→タスク

7.学び続ける。内省と勉強を馬鹿にしない

8.モチベーションの奴隷から脱出する

9.仕事の高度をあげる。第二次成長期を目指して

10.コミットメントする

 

例えば1つ目の「信頼とは貯金だ」

人数は少ない、でもやらなければならない、そして絶対的にリソースは不足している。

そんな状況でもさらに新しいことにチャレンジしようとしている、でもうまくいく保証はどこにもない。

 

そんな時、無駄なコミュニケーションや社内調整なんてやってられないですよね。カオスの中でも進まないといけない。そういう時に必要なのが、信頼関係。その人ならやりきってくれるという、信頼関係

 

僕も似た経験があります。

社会人2年目。梅雨の時期でした。

ミッションは売り上げを抜本的に伸ばせないか。

代理店経由の売り上げの大半だったのですが、販売チャネルは首都圏メインだったため、僕は「関西に拠点を立ち上げたらどうか」と提案してみたところ、「じゃあ行ってきて」となり、その2週間後には単身で大阪殴り込み。マンスリーマンションとコワーキングスペースを拠点にその後1年以上大阪で格闘していました。

 

繰り返しますが、入社2年目の6月ごろの話ですよ?普通任せないですよね!?

にも関わらずそういう大きなチャンスを貰えたのも、それまでに信頼の貯蓄ができていたからこそだと思っています。

 

ただしそれまでずっと成功ばかり納めてきたわけではなく、むしろ失敗の方が多かったです。ただし、コラムの10番目にある「コミットメント」は人一倍行なっていました。

とにかく、やりきる。結果は後から付いてくると信じて、目の前のやるべきことをやりきる。

 

その際に、信条としていたことは「環境のせいにしない」こと。これはコラムの4番目にありますね。

ベンチャーなんて、資金も社会的信頼もリソースも、大手に比べたら何もないに等しいのですから。ないものはない。でもその中で、いかに自分たちが勝てる道を探すのか、世の中に対する新しい価値を提供していくのか。こういうマインドは、環境のせいにしていたら絶対に芽生えないですし、そういう気持ちがないとコミットメントなんてできないですし、もちろんそんな姿勢では信頼を構築することなんてできません。

 

 

 

と言う形で、ベンチャーで数年間濃密な経験をしていた身としても、このコラムは琴線に触れるものがあります。

ただ強いて言うと、コンサルティングファームで働くものとしては、このように10個の箇条書きがあると、グルーピングなり因果関係なりの構造化をしたくなりますね笑

今度考えてみようかなと思います。

 

2018/5/18 追記

10項目を構造化してみました!

lightingup.hatenablog.com

 

 

ちなみに、僕が新卒でベンチャー企業入社後一番はじめにおこなった仕事の話はこちら。

lightingup.hatenablog.com

 

ではでは。