点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき

とある外資系コンサルティングファームで働いているアラサーのつぶやきです

なぜコンサルタントになりたいのか。このシンプルな問にいかに論理的に答えられるか

突然ですが、僕はOB訪問を受けるのが好きです。
ピュアな学生さんは、スポンジのようにどんどん吸収してくれて、少し考えを掘り下げる手伝いをしてあげるとどんどんその人の新しい言葉が生まれてくる。そんな変化を見るのは楽しいです。

さて、コンサルタントという仕事はいわゆる高学歴の学生さんから人気の職種らしいようですね。経営を学べるとか、若くしていろいろな経験ができるとか、多種多様な業種業界を知れるとか、チャレンジングで成長できるとか、第一声としてよく聞く理由はそんなところでしょうか。

もちろん就活生もそんなチャラい理由だけでは当然選考を通らないと理解しています。そこで、過去の経験で厚みを持たせたり、将来やりたいことを熱く語ったり、いろいろ話を盛ったりしてPRしようとしています。


が、アプライ先はコンサルティングファーム。面接官もマネージャーやパートナーといった、ロジカルさに関しては日本一うるさい人たちです。
中途半端な説明、矛盾した志望動機では「私はロジカルな人間ではありません」と自己紹介しているに等しく、そしてコンサルタントはロジカルさを武器に仕事をしていますので、そのようにロジカルさに欠ける学生さんは適合性が低いと思われてしまいます。

いくら経歴が綺麗でも、経験豊富でも、新卒採用であれば相当ずば抜けていない限り大きな差別化にはなりません。出身校だって東大京大一橋東工大早慶のみならず海外大学がゴロゴロしているわけですから。
従いまして、大事なことは、自分の凄さをいかに雄弁に語るかではなく、極めてシンプルは話ではありますが、志望動機が論理的であるかどうかということに尽きます。
そして意外とそれができている候補者は少ない。だからこそ、志望動機を論理的に語れるだけで十分な差別化になります。


ではどうすれば論理的な志望動機を作れるのでしょうか。
それには、コンサルタントの仕事を正しく理解することが肝要だと僕は思います。正しい理解がスタートラインですし、それが論理を積み上げていく際の土台になります。それ無しにいくら上部を飾っても所詮は砂上の楼閣。正しい結論を導き出すことはできません。

とここまではコンサルタントへの正しい理解がなければ志望動機は語れない、という話でした。
では次はコンサルタントとは?ですが、長くなりましたので今回はここまで。

 

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